田中角栄の名言50選!名言「記憶にございません」で有名なロッキード事件の詳細まで解説

日本の総理大臣といえば田中角栄氏ですね。彼はその人柄や大胆な性格から日本の経済、政治を大きく変えました。そんな彼の名言には、「カネというものはチマチマ使うより、ここぞというときは一気に使え。その方が、効果は何倍も大きい。」、「政治家は発言に、言っていい事・悪い事、言っていい人・悪い人、言っていい時・悪い時、に普段から気を配らなければならない。」などがあります。

記憶にございません

田中角栄 名言 「記憶にございません」

田中角栄って何をした?

項目内容
生年月日1918年5月4日
出生地新潟県三島郡金沢村(現在の柏崎市)
職業政治家
内閣総理大臣就任1972年、第64代内閣総理大臣
政策「日本列島改造論」、大型公共投資政策
内閣総理大臣辞任1976年、内閣総理大臣辞任
死亡日1993年7月28日、75歳
田中角栄の略歴

田中角栄は、1918年5月4日に新潟県三島郡金沢村(現在の柏崎市)で生まれました。彼は、日本の政治家であり、第64代内閣総理大臣でした。彼は、戦後の日本政治において最も影響力のある政治家の一人とされています。彼は若い頃から政治に興味を持ち、1942年に新潟県会議員に当選しました。その後、1947年に衆議院議員に初当選し、以後通算15回当選しました。彼は自由民主党の中でも最も実力を持つ派閥「田中派」を率い、1972年に内閣総理大臣に就任しました。彼は在任中、「日本列島改造論」と呼ばれる大型公共投資政策を推進し、地方の発展に尽力しました。しかし、1974年にロッキード事件が発覚し、彼は贈収賄罪で起訴され、1976年に内閣総理大臣を辞任しました。その後も彼は政界に留まり、「影の総理」と呼ばれるほどの影響力を持ち続けました。彼は1993年7月28日に75歳で亡くなりました。

田中角栄の功績

日本列島改造論や所得倍増計画、日中国交正常化やロッキード事件など日本の政治・経済に多大なる影響を与えた田中角栄の功績を見ていきましょう。

経済政策

田中角栄の在任期間中に採用された野心的な経済政策は、日本経済の高度成長を加速させ、国民の生活水準を顕著に向上させる礎を築きました。特に、「日本列島改造論」に代表される国内のインフラ整備への大規模投資は、地方の活性化と交通網の改善に注力し、短期的には建設業や関連産業の活性化をもたらしました。また、長期的には物流コストの削減や地方経済の発展に大きく寄与しました。田中は日中関係の正常化を推進することで、巨大な中国市場へのアクセスを確保し、経済的利益を享受する新たなビジネスチャンスを日本企業に提供しました。これは、日本経済の新たな成長エンジンとなり、国際関係と経済の相互作用の重要性を示す好例です。「所得倍増計画」の目標設定は、経済成長を通じて国民の生活水準を向上させるという田中の強い意志を反映しています。この計画によって生み出された国内消費の拡大、企業の利益増大、そして雇用機会の創出は、日本が高度成長期を迎える基盤を作り出しました。しかし、この政策は地方における過剰なインフラ整備や、後にバブル経済の崩壊へとつながる一因となるなど、複雑な結果をもたらしました。結局のところ、田中角栄の経済政策は、その革新性と野心によって日本経済を大きく変えたものの、その影響は複雑で、後年の日本経済における課題にも繋がっていることが見て取れます。

外交政策

田中角栄の政治生涯において、国際関係に対する彼の貢献は極めて顕著です。田中のもっとも顕著な成果の一つは、日中関係の正常化であり、これは1972年の歴史的な中国訪問によって達成されました。この訪問は、第二次世界大戦後の長年にわたる緊張と隔たりを乗り越え、両国間の友好的な関係を再建する道を開きました。さらに、この外交的な突破口は、経済的な利益にも直結しました。両国間の貿易関係の強化は、日本企業に新たな市場を提供し、経済成長の新たな機会を生み出しました。また、文化交流の促進により、日中両国民の相互理解と友好関係の発展に寄与しました。田中角栄の外交政策は、その時代における国際関係における日本の立場を再定義するものであり、日本が世界の舞台でより積極的な役割を果たすきっかけとなりました。

ロッキード事件と名言「記憶にございません」

記憶にございません

田中角栄 名言 「記憶にございません」

「記憶にございません」というフレーズは、1976年に発覚したロッキード事件の際に、元内閣総理大臣である田中角栄の秘書であった榎本敏夫が国会での証人喚問の際に多用した言葉です。事件の詳細な調査と追及が行われる中で、田中角栄の秘書であった榎本敏夫は、証人喚問で繰り返し「記憶にございません」と答えました。この答え方は、具体的な事実関係についての質問に対する回避的な応答として捉えられました。

榎本敏夫の「記憶にございません」という言葉は、真実の隠蔽や責任回避の象徴として、日本の政治文化において強い印象を残しました。この言葉は、後の政治スキャンダルや証人喚問の際にも使われるようになり、政治家が自らの行動や発言について曖昧な回答をする場面でしばしば引用されます。

ロッキード事件とその影響

1970年代半ばに発生したロッキード事件は、日本の政治と産業界に大きな衝撃を与える汚職スキャンダルとして、歴史にその名を刻みました。この事件は、アメリカ合衆国の航空機製造会社ロッキード社が、日本の政治家や官僚、航空会社幹部に賄賂を支払い、自社の航空機の販売を有利に進めようとしたものです。田中角栄はこの事件の中心人物として取り沙汰され、ロッキード社から賄賂を受け取って全日本空輸に同社の航空機を購入させたとされ、1976年に逮捕されました。ロッキード事件の発覚後、田中は総理大臣を既に辞任していたものの、この事件によって彼の政治的影響力は更に衰退しました。裁判で有罪判決を受けたものの、健康上の理由で実刑に服することはなく、政界には一定の影響力を保持していたものの、このスキャンダルは彼の政治生命の終わりを意味し、以降公の場に姿を現すことはほとんどなくなりました。

田中角栄の名言集

名言1

政治とは自分たちがメシが食えない、子供を大学にやれない状態から抜け出すことを先決に考えねばならん。
理想よりも現実だ。政治とは生活だ。

名言2

君達ね、自分の置かれている立場を有り難てェことだと思わんとダメですよ。
寝言を言ったり不満ばかり言っている奴は、人生終わるまで不満を抱き続ける人間になるぞ。
社会が悪い、政治が悪いなんて言って、一体何があるんだ。
人に貢献できるようになってから言うべきじゃ。

名言3

人間は自分より美男子でない、頭の悪いのが可愛いということです。

名言4

権力の中枢は空洞だ。

名言5

評論家は政治家の悪口を言うのが商売。
政治家は評論家に悪口を言われるのが商売。

名言6

世の中には、会って話をし、付き合えば、その人間がよくわかるのに、知らないまま食わず嫌い、毛嫌いしている場合が多い。
互いに自戒すべきことだよ。

名言7

赤坂、柳橋、新橋でも、料亭の女将で店を大きくするのはどんな奴かわかるか。
仲居上がり、女中頭上がりだ。
芸者や板場を立てて、見事に大きくする。
ダメなのは芸者上がり。

名言8

政治家にはオール・オア・ナッシングというのはない。
まず最善手を指し、次善、三善の策を考えることだ。

名言9

カネというものはチマチマ使うより、ここぞというときは一気に使え。
その方が、効果は何倍も大きい。

名言10

政治家は発言に、言っていい事・悪い事、言っていい人・悪い人、言っていい時・悪い時、に普段から気を配らなければならない。

田中角栄の名言集

名言11

結論が出たらすぐに実行するのが、私の流儀だ。 決断と実行。

名言12

ウソはつくな。 すぐばれる。 気の利いたことは云うな。 後が続かなくなる。 そして何より、自分の言葉でしゃべることだ。

名言13

時間の守れん人間は何をやってもダメだ。

名言14

好むと好まざるとに関わらず、たたなければならない時がある。 総理という職責は、なりたいと思ってもなれない。 なりたくないと思っていても、やらなければならない時があるんだよ。

名言15

分かったようなことを言うな。 気の利いたことを言うな。 そんなものは聞いている者は一発で見抜く。 借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。 そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。

名言16

私はメシも仕事も早い。 一生の間、理想を追っても結論を見いだせないような生き方はキライだ。 すべてのことにタイム・リミットを置いて、可能な限りの努力をするタイプなんだ。

名言17

自ら逃げていくものはしようがないが、自分がひとたび面倒を見たものは、最後まで面倒を見つづけるというのが俺の人生観なんだ。

名言18

決断力は、情報力によって支えられる。 単なる直感だけでは、見通しを誤る。

名言19

僕は運だけでここまで来た。 人間の一生というのは、結局、運だ。 実力があり、いくら自分が自負してもダメなものはダメ。 努力、努力。 努力と根気と勉強。 こういったものが、運を捕らえるきっかけになる。

名言20

約束したら、必ず果たせ。 できない約束はするな。 借りた金は忘れるな。 貸した金は忘れろ。

田中角栄の名言集

名言21

食って、寝て、嫌なことは忘れることが一番。

名言22

世の中は白と黒ばかりではない。 敵と味方ばかりでもない。 真ん中にグレーゾーンがあり、そこが一番広い。 天下というものは、このグレーゾーンを味方につけなければ決して取れないのだ。

名言23

人間は、やっぱり出来損ないだ。 みんな失敗もする。 その出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかなんだ。 政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。 東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。 それが大衆軽視につながる。 それではダメなんだ。 そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、その人たちをそのままで愛さなきゃならない。 そこにしか政治はないんだ。 政治の原点はそこにあるんだ。

名言24

人は実感したものを信用する。

名言25

最近の議員の資質はなかなかの優等生だが、独創性、エネルギー、統率力といったものが欠けている。 内外の情勢は教授会のような議論は許さないんだが。

名言26

確かにノーというのは勇気がいる。 しかし、逆に信頼度はノーで高まる場合もある。 ノーとイエスははっきり言ったほうが、長い目で見れば信用されるということだ。

名言27

どんな境遇におかれて辛い思いをしても、天も地も人も恨まない。

名言28

大臣なんて、なろうと思えば誰にでもなれる。 だが、総理総裁は、なろうと思ってなれるものではない。 天の運というものがある。 すべての準備をととのえて、公選の前日に車に撥ねられる、ということもある。

名言29

できるだけ敵を減らしていくこと。 世の中は、嫉妬とソロバンだ。

名言30

国の方向を示すのが政治家の役目だ。 それが出来なければ役人以下だ。

田中角栄の名言集

名言31

身内のことを知りなさい。 身内のことも知らないで一人前の口をきくな。 そして身内のために汗を流せ。 損して得を取れ。 手柄は先輩や仲間に譲れ。 そうすればお前、めんこがられて、好かれるぞ。

名言32

初めに結論を言え。 理由は、三つに限定しろ。

名言33

困ったらいつでもこいよ。

名言34

仕事をすれば、批判、反対があって当然。 何もやらなければ、叱る声も出ない。 私の人気が悪くなったら、ああ田中は仕事をしているんだと、まぁこう思っていただきたい。

名言35

結婚式は欠席しても後でいくらでもおつきあいができるが、葬式は長いあいだお世話になった人との最後のお別れなんだ。 人の道がわからなければ、ろくな政治家になれない。

名言36

自分の物差しばかりでものを云っちゃいかんということだ。 世の中には、人の為に働かないで、文句ばかり言う横着な人間が少なくない。 こういうのはダメだ。 使いものにならない。

名言37

念仏を百万遍唱えても実行、実現しなければ意味がない。

名言38

皆、僕のことを逆境に強いと言うが、必ずしもそうでない。 ただ、逃げ出すことはしないということだ。 じっとしていて、吹雪のときはしばし待つ。 雪は人間を全部、運命論者に変える。

名言39

自分が今のところまで来たのは、自分から求めるよりも、周りから支えられたものに忠実だったから、と云った方が当たっている。 与えられた仕事に全力を尽くすことが、新しい場面を開く結果になるものだ。

名言40

いやなことは、その日のうちに忘れろ。 自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。

田中角栄の名言集

名言41

政治は数であり、数は力、力は金だ。

名言42

若い君が本当に思っていることを話せばよい。 借り物はダメだ。 百姓を侮ってはいけない。 小理屈で人間は動かないことを知れ。

名言43

功は焦らなくても良い。 自分に実力がありさえすれば、運は必ず回って来る。

名言44

会議の長さは出席者数の二乗に比例し、会議の成果は出席者数の二乗に反比例する。

名言45

どんな話でも、ポイントは結局ひとつだ。 そこを見抜ければ、物事は3分あれば片付く。

名言46

人生は、すべて「間」だ。 お前みたいに一本調子、直進しようとするだけでは何も前に進まない。 「間」の取れない奴はどうしようもないぞ。

名言47

人の喜び事はとくに励ましてやる必要はない、本人が幸せなんだから。 むしろ苦境、悲しみのさなかにあるとき、力になってやるべき。

名言48

俺の目標は、年寄りも孫も一緒に、楽しく暮らせる世の中をつくることなんだ。

名言49

とにかく、人の悪口をいったり、自分が過去に犯した過ちを反省せずに、自分がすべて正しいとする考え方は、国のなかでも外でも通用しない。

名言50

偉くなるには大将のふところに入ることだ。 大将は権力そのものだ。 だから、そのふところに入れば、あらゆる動きがすべて見える。 それがわかればムダな手間がはぶかれ、ボタンのかけ違いもなくなる。