夏目漱石の名言51選!「月が綺麗ですね」など短い名言を解説

夏目漱石は、日本の近代文学の巨匠として広く知られています。彼は、その生涯において多くの名言を残しました。彼の名言には、「智に働けば角が立つ、情に棹せば流される、意地を通せば窮屈だ、兎角にこの世は住みにくい」、「月が綺麗ですね」などがあります。

月が綺麗ですね

夏目漱石 名言 「月が綺麗ですね」

夏目漱石ってどんな人?

項目内容
本名夏目金之助
生年月日1867年2月9日
出生地東京都新宿区馬場下町
父親夏目小兵衛直克
母親千枝
卒業大学帝国大学(現在の東京大学)
職業教師、小説家、評論家、英文学者
活躍期間明治末期から大正初期
代表作「吾輩は猫である」、「坊つちやん」、「草枕」、「三四郎」、「それから」、「門」、「彼岸過迄」、「行人」、「こゝろ」、「道草」、「明暗」
死亡日1916年12月9日
死因胃潰瘍に伴う体内出血
夏目漱石の略歴

夏目漱石は1867年2月9日に東京都新宿区馬場下町で生まれました。彼の父親は夏目小兵衛直克という名主で、母親は千枝といいました。彼の父親は牛込から高田馬場までの一帯を治めていた名主で、公務の取り扱いから、民事の裁きまでやっていたほどの人でした。だからかなりの権力者で、生活も裕福でしたが、母の千枝は子沢山の上に漱石が高齢出産でできた子供だったため漱石の誕生を恥じていたようです。あまり望まれて生まれてきたわけではなかったのですね。彼は1893年に帝国大学(現在の東京大学)を卒業し、その後教師、小説家、評論家、英文学者として活躍しました。彼は明治末期から大正初期にかけて活躍し、今日に通用する言文一致の現代書き言葉を作った近代日本文学の文豪の一人です。彼の代表作には、「吾輩は猫である」、「坊つちやん」、「草枕」、「三四郎」、「それから」、「門」、「彼岸過迄」、「行人」、「こゝろ」、「道草」、「明暗」などがあります。夏目漱石は1916年12月9日に胃潰瘍に伴う体内出血により亡くなりました。彼が残した作品は時代を超えて多くの人々に愛され続けています。

夏目漱石の由来

彼のペンネーム「漱石」は中国の故事成語「漱石枕流」から来ています。この故事は、西晋の孫楚が「石に枕し流れに漱ぐ(そそぐ)」と言おうとして、「石に漱ぎ流れに枕す」と言い間違えたものです。その後、間違いを指摘されると、「石に漱ぐのは歯を磨くため、流れに枕するのは耳を洗うためだ」と言ってごまかしました。このエピソードから、「漱石枕流」は「負け惜しみの強いこと」「ひどく無理矢理なこじつけのこと」「頑固者」を意味するようになりました。夏目漱石はこの「漱石」をペンネームとして選びました。

夏目漱石の本名

また、彼は自身を変わり者と思っていたと言われています。また、彼の本名は「夏目金之助」で、この名前の「金之助」は、彼が生まれた日が干支に当てはめると庚申の日で、この日に生まれた子供は大出世するかもしれませんが、一歩間違えると大泥棒になるという古い言い伝えから、名前に「金」という字を入れると良いとされていたため、両親が「金」という文字を名前に入れ、「金之助」と名付けたとされています。

短い名言「月が綺麗ですね」など

月が綺麗ですね

夏目漱石 名言 「月が綺麗ですね」

解説:「月が綺麗ですね」という言葉は、漱石が英文学の講師をしていたときに、英語の "I love you" を和訳する際に「月が綺麗ですね」と訳したという逸話に由来しています。「月が綺麗ですね」は、漱石が日本語の美しい表現と、間接的な愛の告白を示すために用いたとされるフレーズです。この言葉は、直接的な愛の表現ではなく、自然の美しさを通じて相手に対する愛や敬意を伝えるものです。漱石は、西洋的な直接的な表現を避け、日本の文化や言語の美しさ、間接的な表現の奥深さを重視しました。

吾輩は猫である。

夏目漱石 名言 「吾輩は猫である」

解説:この言葉は、夏目漱石のデビュー作であり同名の小説『吾輩は猫である』の冒頭の一文です。猫の視点から人間社会を風刺的に描いた作品で、このフレーズは日本文学の中でも特に有名です。漱石は、この作品を通じて人間の愚かさや社会の矛盾をユーモラスに表現しています。

人間は弱いものだ。しかし弱いからこそ、強くなろうとするのだ。

夏目漱石 名言 「人間は弱いものだ」

解説:この言葉は、人間の本質と成長について述べたものです。漱石は、人間は本来弱さを持つ存在であるが、その弱さを自覚することで強さを求め、成長していくと考えました。この名言は、自分の弱点を認めつつ前進することの重要性を教えてくれます。

夏目漱石の名言集

名言1

自分の好きなものは必ずえらい人物になって、きらいなひとはきっと落ちぶれるものと信じている。

名言2

金を作るにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ。
義理をかく、人情をかく、恥をかく、これで三角になるそうだ。

名言3

離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、いっしょにいさえすれば、たとい敵同士でもどうにかこうにかなるものだ。
つまりそれが人間なんだろう。

名言4

自由な書を読み、自由な事を言ひ、自由な事を書かんことを希望いたし喉。

名言5

もし人格のないものが無闇に個性を発展させようとすると、他を妨害する。
権力を用いようとすると、濫用に流れる。
金力を使おうとすれば、社会の腐敗をもたらす。
随分危険な現象を呈するに至るのです。

名言6

色を見るものは形を見ず、形を見るものは質を見ず。

名言7

恐れてはいけません。
暗いものをじっと見つめて、その中から、あなたの参考になるものをおつかみなさい。

名言8

鏡は自惚れの醸造器である如く、同時に自慢の消毒器である。

名言9

のんきと見える人々も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい音がする。

名言10

自己を捨てて神に走るものは神の奴隷である。

夏目漱石の名言集

名言11

女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。

名言12

細君の愛を他へ移さないようにするのは、夫の義務である。

名言13

恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸のとりでを出ていくものでありますまい。

名言14

馬は走る。
花は咲く。
人は書く。
自分自身になりたいが為に。

名言15

君、弱い事を言ってはいけない。
僕も弱い男だが、弱いなりに死ぬまでやるのである。

名言16

世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。
一遍起った事は何時までも続くのさ。
ただ色々な形に変るから、他にも自分にも解らなくなるだけの事さ。

名言17

あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い。

名言18

ああ、苦しい、今、死にたくない。

名言19

表面を作る者を世人は偽善者という。
偽善者でも何でもよい。
表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。

名言20

あせってはいけません。
ただ、牛のように、図々しく進んで行くのが大事です。

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夏目漱石の名言集

名言21

たいていの男は意気地なしね、いざとなると。

名言22

前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に望を属するなかれ、満身の力をこめて現在に働け。

名言23

運命は神の考えることだ。
人間は人間らしく働けばそれで結構である。

名言24

時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。

名言25

わざわざ人の嫌がるようなことを云ったり、したりするんです。
そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる事が出来ないんです。
僕は無能です。
仕方がないからせめて人に嫌われてでもみようと思うのです。

名言26

真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。

名言27

他の親切は、その当時にこそ余計なお世話に見えるが、後になると、もういっぺんうるさく干渉してもらいたい時期が来るものである。

名言28

自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。
自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。

名言29

君は山を呼び寄せる男だ。
呼び寄せて来ないと怒る男だ。
地団駄を踏んでくやしがる男だ。
そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。
なぜ山の方へ歩いて行かない。

名言30

嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ。

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夏目漱石の名言集

名言31

四角の世界から常識と名のつく一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでも良かろう。

名言32

自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。

名言33

青年は真面目がいい。

名言34

全ての夫婦は新しくなければならぬ。
新しい夫婦は美しくなければならぬ。
新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。

名言35

人間の目的は生まれた本人が、本人自身のためにつくったものでなければならない。

名言36

のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、また鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀はきっと雲の中で死ぬに相違ない。
登り詰めた揚句は、流れて雲に入って、漂うているうちに形は消えてなくなって、ただ声だけが空の裡に残るのかもしれない。

名言37

ナポレオンでもアレキサンダーでも、勝って満足したものは一人もいない。

名言38

私はこの自己本位という言葉を自分の手に握ってから大変強くなりました。
彼等何者ぞやと気概が出ました。

名言39

自分のしている事が、自分の目的(エンド)になっていない程苦しい事はない。

名言40

うそは河豚汁である。
その場限りでたたりがなければこれほどうまいものはない。
しかしあたったが最後苦しい血も吐かねばならぬ。

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夏目漱石の名言集

名言41

教えを受ける人だけが自分を開放する義務を有っていると思うのは間違っています。
教える人も己れを貴方の前に打ち明けるのです。

名言42

私は冷かな頭で新らしい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。

名言43

愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。

名言44

真面目に考えよ。
誠実に語れ。
摯実に行え。
汝の現今に播く種はやがて汝の収むべき未来となって現わるべし。

名言45

嫌な女も好きな女もあり、その好きな女にも嫌なところがあって、その興味を持っている全ての女の中で、一番あなたが好きだと云われてこそ、あなたは本当に愛されているんじゃありませんか?

名言46

人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ。

名言47

金は大事だ、大事なものが殖えれば寝る間も心配だろう。

名言48

道徳に加勢する者は一時の勝利者には違いないが、永久の敗北者だ。
自然に従う者は一時の敗北者だが、永久の勝利者だ。

名言49

人間は角があると世の中を転がって行くのが骨が折れて損だよ。

名言50

考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。
悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。
たまに正直な純粋な人を見ると、坊ちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。

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夏目漱石の名言集

名言51

ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。
ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。
同じ言葉が人によって高くも低くもなる。

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